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松下 和夫 院長

KAZUO MATSUSHITA

様々な症状に即応できる体制を完備。治療後のメンテナンスにも自信あり。

大学卒業後、大学院に進み10年あまり、歯科の臨床・研究・教育に携わる。その後、湯島駅近くに開業。

松下 和夫 院長

松下 和夫 院長

松下歯科医院

台東区/上野/湯島駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

「歯科の世界は、科学ではなく技術の世界」であった。

松下 和夫 院長

家は商人の家系だったのですが、私自身は商売には向いていないと思っていましたので、早い段階から別の道に進むことを考えていました。子どもの頃に、将来なりたいと思っていたのは画家です。当時は物を作ったり、絵を描いたりすることが好きだったものですから……。しかし、絵で食べていくのはやはり難しそう。そんなときに父から歯医者が良いと勧められ、結果的にその言葉が決め手となって、この道に進むことになりました。
大学に入ってから歯科について本格的に学び始めたわけですが、学部生時代にはとうとう、歯科の何たるかを体得することはできませんでした。自分の気持ち的に「このままでは開業なんてできない」と思い、納得できるまで歯科についての理解を深めるために大学院に進学。その後、医局員や文部教官助手の職を経ながらトータルで10年あまり、歯科の臨床・研究・教育に携わって過ごしました。そこで得たもっとも大きな気づきは「歯科の世界は、科学ではなく技術の世界」ということ。本から得られる知識だけでなく、やはり現場で磨かれる技術が大事だということです。
昭和61年に、千代田線の湯島駅からも近く、母の実家や私自身の住まいがあり土地勘のあった、ここ上野・湯島に歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の松下歯科医院を開業。医局に長く身を置いたぶん、同期の仲間たちから10年遅れてのスタートとなりましたが、それでも開業医になってもう30年が経とうとしています。

専門性を究めた補綴歯科に自信あり。

松下 和夫 院長

私自身、補綴について専門的に学んできたこともあり、当院におきましても「補綴歯科に特徴がある」と、まずは言うことができると思います。「補綴(ほてつ)」というのは簡単に言うと、歯が欠けたり失われたりした際に人工物で補う治療のこと。入れ歯、ブリッジ、インプラントなどはすべて補綴歯科の範疇になります。またそうした治療だけでなく、この規模の診療所にしては珍しく歯科衛生士が4名も在籍して、治療後のメンテナンスや予防に力を注いでいる点も当院の大きな特徴のひとつです。
とは言いましても、当院はもちろん補綴歯科専門というわけではなく、一般歯科、矯正歯科、審美歯科などにも幅広く対応しています。矯正歯科や複雑なインプラント治療につきましてはそれぞれ専門の歯科医が担当しており、お口と歯に関するあらゆる症状の患者様が来院されています。なかには大学病院に勤めていたときからの長い付き合いの患者様や、紹介を通じて遠く熱海から通ってくれる患者様などもいらして、その点はとてもありがたく思っています。

患者さんが納得できるわかりやすい説明が好評。

松下 和夫 院長

それがたとえどんなに小さな虫歯の治療であったとしても、患者様に対する説明を丁寧に行うことを心がけています。今では「インフォームド・コンセント」の考え方も浸透していて、多くの歯科医院で行われていることだと思いますが、当院ではこの言葉が言われるようになる前から、患者様に対する説明を徹底してきました。
また、単に説明すれば良いというわけではなく、その内容をきちんとご理解いただけなければ何の意味もありません。その意味では、説明の仕方も大事だと考えています。そこで当院では、デジタルレントゲンの画像やサンプルの模型を使用するなどして、見た目にもわかりやすいように工夫しています。時には私自身が図を書いて説明することもあり、患者様からは「わかりやすい!」と好評です。このあたりには、かつて絵に親しんでいたときの経験が活かされているのかもしれません(笑)。

最近増えているTCHにも精通。

最近ですと、TCHの問題ですね。TCHというのは、物を噛んでいない通常時においても上の歯と下の歯を合わせてしまう癖のことで、歯にかかる負担が増えることによって、たとえば歯が欠けたり割れたりしてしまうこともあります。最近になってTCHが増えたというよりは、虫歯や歯周病などの問題がコントロールできるようになってきたぶん、相対的にTCHの問題が目立つようになったと言った方が正しいかもしれませんね。
そんなTCHの治療法としては、テレビやパソコンなどよく目につく場所に「顎の力を抜いて、歯を離す。」と書いたシールを貼っておき、そのシールを見たら歯を離すことを繰り返して、歯を接触させる癖を止めます。またTCHの対策として、夜間の歯軋りや噛みしめから歯を守るマウスピースの昼間の使用はおすすめしていません。と言いますのも、マウスピースを装着することで歯と歯の接触は防ぐことができますが、その安心感もあって、噛む癖がかえって酷くなってしまう恐れがあるからです。ですのでマウスピースを装着して良いのは、寝ている間に無意識に歯を食いしばってしまう夜間のみ。昼間はあくまでも意志の力で、癖を改善するように指導させていただいています。

これから受診される患者さんへ。

上でお話させていただいた治療の他にも、セレックといって、コンピューターを使ってセラミックの修復物を早く綺麗につくる治療や、レーザーを使った治療なども当院では行っています。そのような数ある選択肢の中から、患者様お一人お一人の症状に合った治療法をご提案させていただくことができますので、どのようなことでもまずはお気軽にご相談いただければと思います。
あとは、他所の歯科医院に通われている患者様の場合、セカンドオピニオンを聞きに来ていただくだけでも大歓迎です。患者様が抱える疑問や不安を晴らして、安心して治療を受けていただくというのも、歯科医師にとって大事な務めのひとつだと考えています。

※上記記事は2014.2に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

松下 和夫 院長 MEMO

  • 生年月日:1951年4月27日
  • 出身地:東京都
  • 血液型:O型
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • 愛読書・本:医学関係の専門書
  • 好きな映画:トロイ
  • 好きな言葉・座右の銘:気力
  • 好きな音楽・アーティスト:オールジャンル
  • 好きな場所・観光地:診療所(仕事場)

グラフで見る『松下 和夫 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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