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松木 英作 院長

EISAKU MATSUKI

母の代から続く歯科医院で、高齢化の進む下町の地域医療に貢献。

大学卒業後、丸の内にある歯科医院で2年間経験を積んだのち、新御徒町駅近くに母が開業していた当院に勤務。現在院長。

松木 英作 院長

松木 英作 院長

松木歯科医院

台東区/小島/新御徒町駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

先輩医師である母と共に、浅草の歯を守り続ける。

松木 英作 院長

父は学校の先生、母は歯科医師という家庭に私は生まれました。父の影響で子どもの頃からバイオリンを始め、今でも時々プロの人たちと一緒に演奏することもあるのですが、それでもやはり音楽で身を立てるのはなかなか難しい。そこで、音楽はあくまでも趣味にとどめ、母と同じ歯科医の道を志しました。
両親が結婚したのは遅く、母は私を40歳のときに出産。その当時としては超高齢出産です。また、父は私が学生のときに亡くなったので、大学に残っていつまでも研究を続けているわけにもいかず、卒業後はすぐに臨床の道に進みました。
丸の内にある歯科医院で2年間働いたのち当院に戻ってきたわけですが、そのときすでに母は60代後半。70歳のときに第一線を退き、私が院長を引き継ぎました。「第一線を退いた」とは言っても、まだまだ現役で、80歳くらいまでは昔なじみの患者様を中心に普通に診療を行っていましたね(笑)。母にとって歯科診療あるいは地域医療というのは、文字通りライフワークのようなもの。そんな母は、私が理想とする歯科医師であり、年齢を重ねるに従ってその気持ちはますます強くなっている気がします。

40代になった頃、浅草歯科医師会の理事として、また浅草歯科医師連盟において常任理事の役割を担う事となり、医療と政治との関わりから様々な取り組みをしてまいりました。
現在は、歯科医院での診療の合間に歯科医師連盟の監査役としての役割も任されております。
様々な立場からの意見交換や取り組みが今後の歯科医療の発展に繋がっていくことを日々願っています。

歯科医師として、また地域の一人として地域に貢献。

松木 英作 院長

母の代から続く歯科医院なので、患者様も同様に3代、4代にわたって長く通い続けてくださっている方が少なくありません。また私自身、地域の町会長を務めている関係でコミュニティとの結びつきが強いこともあり、近隣にお住まい、またはお勤めの患者様が大半を占めます。歯科医師の道を志したときから「母のように地域医療のために尽力したい」と考えていましたので、その意味では、目指すべき医療が実践できているのではないかと思っています。
来院される患者様の症状としては、最近では虫歯はだいぶ減ってきていて、その代わりに欠損の処置や、歯周病あるいは咬合関係の治療でお越しになる方が増えています。また、歯の痛みで来られたのに、調べてみても歯はどこも悪くない。さらに原因を探ってみると、ストレス等によって何でも痛く感じてしまい、それがたまたま歯にあらわれていた、というケースも最近はよく見受けられますね。

高齢者医療にきめ細やかに取り組む。

松木 英作 院長

当院は、新御徒町駅から徒歩3分ほどのところにあります。最近は新しいマンションも建ち、それに伴ってファミリー層も徐々に増えつつありますが、基本的には昔ながらの下町ですので、住人の多くは高齢者。当院に来院される患者様も必然的にご高齢の方の割合が高く、そうしたこともあって「高齢者医療」には力を入れています。
「高齢者医療」といっても、通常の歯科診療と比べて内容が大きく異なるわけではありません。異なるのは質のほうで、より時間をかけた丁寧な診療が求められます。たとえば若い患者様であれば、すぐに麻酔をして治療するといったことをごく当たり前におこなうことができますが、ご高齢の方の場合にはまずは全身の状態を把握するところから始めなくてはなりません。その際には「おくすり手帳」を持ってきていただき、現在服用されている薬を一つひとつ確認させていただくこともあります。
「じっくりと時間をかけた診療」が基本ですが、反対のケースもあります。技工物の製作を外注に出すと1週間くらいかかるのですが、ご高齢の方のなかには「入れ歯がないと食事ができない」といった具合に、緊急を要する方も少なくありません。そうした場合には、院内で私がつくってしまいます。患者様ごとのご都合に合わせた臨機応変な対応というのも、「高齢者医療」をおこなううえでは必要になってきます。

患者様にじっくりと向き合った診療を心がける。

処置方針や処置内容について患者様に十分にご理解・ご納得いただけるように、しっかりとご説明させていただくことを心がけています。とくに当院の場合はご高齢の患者様が多いので、他の歯科医院にも増して丁寧な説明・情報開示が大事になってきます。そして単に丁寧に説明すれば良いというわけではなく、なかには話を聞いて治療が怖くなってしまう方などもおられますので、精神的なダメージに対する配慮も併せて必要になってきます。
そうしたこともあって当院では、1日に何人もの患者様を詰め込むようなことはしていません。歯科医師ひとり、歯科衛生士ひとり、受付ひとりの小さな歯科医院ですので、アットホームな雰囲気のなか、患者様とじっくりと向き合った診療をこれからも続けていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ。

当院は建物の2階にありますが、院内に直接入ることのできるエレベータも完備していますので、足腰の不自由な方や車いすの方でも安心してご来院いただけると思います。
そして繰り返しになりますが、当院は「納得診療」つまり患者様にきちんとご理解・ご納得いただけることをまずは第一に考えており、そのためにじっくりと時間をかけた診療をおこなっています。たとえば他院で「十分な説明が受けられずに納得できなかった」「治療のペースが早すぎて自分には合わない」といった経験をお持ちの方は、どうぞ一度当院までいらしていただければと思います。皆様のお越しをお待ちしています。

※上記記事は2015年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

松木 英作 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:楽器演奏(バイオリン)
  • 好きな本:オールジャンル
  • 好きな映画:アクション映画(『バットマン』『スーパーマン』など)
  • 好きな映画:一期一会
  • 好きな音楽:クラシック全般
  • 好きな場所:温泉

グラフで見る『松木 英作 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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