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小倉 千春 院長

CHIHARU OGURA

最新機器を備え、こだわり抜いた診療を保険適応内で提供すべく力を尽くす。

日本大学卒業後、大学の附属病院に勤務し経験を積んだのち、平成20年に地元である浅草駅近くに開業。

小倉 千春 院長

小倉 千春 院長

ひまわりデンタルクリニック

台東区/浅草/浅草駅(つくばEXP)

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

家畜人工授精師から一転、歯科医師に。

小倉 千春 院長

元々は農学部の出身で、将来は家畜人工授精師という資格を取って、動物の繁殖に携わる仕事に就きたいと考えていました。しかし折悪く、時はちょうどバブルがはじけた頃で、私が望むような職場は一向に見つからない。そこで浪人してから大学を再受験しました。そのとき、合格した学校の中に日大の松戸歯学部があったんですね。正直言いますと、その時点ではまだ歯科に対して特別興味があったわけではないのですが、尊敬する祖母からの「人が好きで、細かいことが得意なあなたは歯科に向いている」という勧めもあって進学。いざ通い始めてみると、これが非常に楽しくて「天職だ!」と思いましたね(笑)。加えて、良い先生にたくさん巡り会い可愛がっていただけたことで、大学生活は一層実りあるものとなりました。
卒業後は大学の附属病院に勤務し、診療・教育など病院内外で多くの学びを得ました。その後、平成20年に地元・浅草で当院を開業しました。生まれも育ちも浅草で、三社祭をこよなく愛する私にとって、この地以外での開業はまったく考えられませんでしたね(笑)。

生まれ育った街で、地域の歯科医療に貢献。

小倉 千春 院長

先ほども少しお話した通り、良い先生にたくさん巡り会えたことで、大学時代にはさまざまな診療分野を経験させていただくことができました。そのなかでも特に興味を持ったのが有病者や高齢者などの歯科治療の分野で、いつか地元に戻って開業した際には、そのあたりに力を注いでいきたいとずっと考えていました。ですので当院は、車椅子やベビーカーのまま診察室に入っていただけるようにスロープを設けたり、あるいはユニットスペースを広く確保するなど、院内はバリアフリーとなっています。
そうしたこともあって、開業当初は車椅子に乗ったご高齢の患者様に多くご来院いただきました。しかしそのうち、付き添いで来られていたお嫁さんが今度は子どもを連れてくるようになり、やがて自分も、さらにはご主人も、といった具合に広がっていきまして……。おかげさまで現在は、有病者や高齢者の方だけに止まらず、あらゆる世代の患者様にお越しいただいています。
浅草は私が生まれ育った街でもありますので、それこそ家族ぐるみでご近所付き合いをさせていただいている患者様も大勢いらっしゃいます。まさに家族同然の患者様を診療させていただくわけですから、安心・安全ということにはとてもこだわっていて、たとえば消毒や滅菌についてはかなり力を入れているつもりです。

ラバーダムやマイクロスコープを用いた診療を保険適応内で実践。

小倉 千春 院長

ラバーダムとマイクロスコープを用いた診療を保険適応内で行っている点が、ひとつ大きな特徴として挙げられるかと思います。おそらくネットで検索されるのでしょう、当院でそうした治療を行っていることを知り、わざわざ遠方からお見えになる患者様も少なくありません。ちなみにラバーダムというのは、患者様の口元を覆うゴム製のマスクのこと。これを使用することで、治療している歯が唾液中の細菌に汚染されたり、治療中に誤って器具を飲み込んでしまうといったことを防ぐことができます。「ラバーをかけない治療なんて考えられない」。これは私の恩師の口癖なのですが、私も同感ですね。
もうひとつ特徴的な取り組みとしては、日本スポーツ歯科医学会のテクニカルインストラクターの資格を持っていることもあって、カスタムメイドのマウスガードの作製にも力を入れています。私自身も空手をしているのでわかるのですが、レディメイドのマウスガードと比べると、着用していても喋ることができますし、外れにくいので安全。カスタムメイドがもっと身近になって普及して欲しいという願いを込めて、一般より安い価格で提供しています。

何よりもまずコミュニケーションを大切に。

一番に心がけているのは、患者様の話をよく聞くこと。それは歯に関することだけに限らず、日頃の生活習慣や他に治療中の病気のことなども含めてですね。より適切な歯科治療を行う上では、患者様の体調をしっかりと把握しておくことはとても大切なことだと私は考えています。ご高齢の患者様であれば高血圧や糖尿病、あとは当院の場合には、極度の緊張やパニック、鬱といった心療内科系の病気を抱えた方も少なくありませんので、世間話をする中でさり気なく具合を尋ねつつ、患者様にとってできる限り負担の少ない治療に努めています。当院では患者様お1人に対して原則1時間の診察時間を設けているのですが、治療時間もさることながら患者様との会話に充てる時間も割と長くなっています。加えて、受付業務も私が行っていますので、診察室を出たあとも「そう言えば…」といった形でお話が続くこともよくあるんですよ(笑)。

これから受診される患者さんへ。

ハンディキャップを抱えていて他院では治療を断られてしまった患者様や、小さなお子さんがいるためになかなか通院することのできない親御様など、困っている方々の窓口のような歯科医院でありたいと思っています。もちろん、歯に関して不調やお悩みをお持ちの方であれば、どなた様でも大歓迎です。
街の中の小さな歯科医院ですので、私ひとりでできることには限界がありますが、幸いなことに良い恩師・先輩・同僚たちに恵まれて、そうした先生方としっかりとしたネットワークを築くことができている点もまた当院の強みのひとつです。専門的な治療が必要な場合には適宜、そうした提携先の病院をご紹介させていただくこともできますので、お困りのことやお悩みのことがありましたら、どんなことでもまずはお気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2014年12月に取材したものです。
これから受診される患者さんへ。

小倉 千春 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:空手、三社祭
  • 好きな本:あしたのジョー
  • 好きな映画:シンドラーのリスト
  • 好きな言葉:優しさは強さ
  • 好きな音楽:ハードロック
  • 好きな場所:浅草

グラフで見る『小倉 千春 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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